倉敷中央病院、USB紛失で情報漏えいの恐れ
患者1,162人分 暗号化せずデータ保存
小型のデータ記憶媒体・USBメモリの紛失が後を絶たない。岡山県倉敷市の倉敷中央病院でも先月、患者の個人情報を含むUSBメモリを紛失する事案が発生。その媒体は暗号化されていなかったため、情報漏えいの恐れがあるとしている。
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同院によると2025年12月3日、循環器内科・心臓血管外科手術に関する測定データを院内の別の部署へ移管するためUSBメモリにデータを保存したが、翌4日にUSBメモリの所在が不明となった。直ちに関係各所を捜索したが、まだ発見されていない。
USBメモリに保存されていたのは、患者1,162人分の氏名や患者ID、年齢、体重、手術時検査値、測定波形図、術式のデータ。これらが画像データとして保存されていた。
該当する患者は、22年1月-25年12月に同院で経カテーテル大動脈弁置換術や経皮的僧帽弁接合不全修復術、左心耳閉鎖術を受けた人。第三者による不正利用の報告は現時点でないが、紛失したUSBメモリは暗号化されておらず情報漏えいの可能性は否定できないという。
同院では、国の個人情報保護委員会に報告するとともに、対象患者への個別通知を順次実施。併せて、管理体制の見直しと職員への教育をさらに強化し、再発防止に取り組むとしている。
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